「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 66話ネタバレ
ジェイソンは取り調べをしているウォルターに自分は事件を起こしていないと主張します。
自分は罠にはめられたとやかましく主張し、エリオス商団を受け継ぐ次期当主にこのような真似をしてただですむと思うなと血眼になって抗議します。
ウォルターは静かに、別の事件の被疑者に対しての拷問方法を話し始めると、ジェイソンは怖くなり、話をやめるように頼みました。
30分後にはウォルターは交代し、今度はジェイソンをなぐさめ、酌量してもらえるからと甘い言葉をささやくとジェイソンはすぐに嘘の自白をしてしまいました。
皇宮の兵は、ジェイソンが1時間も粘れずに短時間で落ちてしまった事について、エリオス家には優秀な人材がいないのだろうかと推測していました。
一方、テラは屋敷でバーナードを探していました。
そこへ宮から使いの者が来たと聞いてエリオス家の直系は全員ホールに集まります。
宮の使者は、テラを皇帝殺害未遂事件の参考人として召喚すると言います。
ダーボンから戻って来たばかりのテラが召喚されたことに他の者達はざわつきます。
テラの母親は心配し、クロエは状況を聞きに来て、ヴィクトリア夫人はテラを非難しに来ます。
テラにくってかかろうとするヴィクトリア夫人の攻撃をテラはかわし、テラがよけたことでさらに夫人は怒りをあらわにします。
ヴィクトリア夫人はジェイソンが捕まったのはテラのせいだと考えているようでした。
テラにまだまだくってかかろうとする夫人をクロエは家臣たちがいる場でやめてくれと止めます。
クロエは状況把握が最優先だと伝えますが、夫人はテラが自分を脅したと言って諦めません。
しかしその様子を見ていた家臣たちがそもそもの原因はヴィクトリア夫人が勝手に当主印を押したせいだとうわさをします。
テラがその時まわりを見回すと、ローガンは夫人が非難されている様子を見て笑っていました。
それを見たテラはローガンを詳しく調べた方がいいなと考えました。
クロエはまだ時間から日がたっていないのに、既にエリオス家が首都中から非難されている状況だから、一刻の猶予もないとヴィクトリア夫人を諭し、テラの話を聞こうとします。
しかしテラはみんなに詳しい事は宮から戻ってから放すと伝えます。
クロエはまずい状況なのかとテラを心配しますが、テラは思ったより悪くないが、詳しい事は宮へ行かないと分からないと言います。
そして最後に、テラはヴィクトリア夫人に自分が言ったことを忘れないようにと伝えます。
クロエが何のことかと聞くので、テラは自分と母親を平民呼ばわりし、汚物扱いしたことを謝罪してもらうのだと説明します。
そして、まともな謝罪を受けるまで絶対にジェイソンのために動かないと断言しました。
するとそれを見ていた使用人たちは、ヴィクトリアの仕打ちを小声で非難します。
ディランはテラが言っていた研究が無駄になるのではと言いますが、テラは諦めておらず、時間に合わせてカイル皇子に伝えなければならないのが問題だと伝えます。
カイル皇子の事はある程度分かっていると自負しているテラは、シャワーと食事をしに行きます。
4時間後、馬車の中でテラはベスに母イザベルがつけていくように指示したイヤリングについて誉められていました。
テラの母親は貴族の娘をアクセサリーの一つもつけず入宮させるわけにはいかないと、テラの誕生石を身に着けて行くようにと渡しました。
テラはそのことで、淡々としていたと見えた母親もヴィクトリア夫人の言葉に傷ついていたことに気づきました。
そのテラの母親とのやり取りを思い出して、テラは絶対にヴィクトリア夫人に謝らせてやると決心しました。
そして宮に着く20分ほど前に、テラの馬車と並走する馬車が現れ、いきなりテラの馬車に乗り込んできました。
潰れる家門を生かしてみます 66話 感想
ジェイソンは尋問されていましたが、初めは強気でしたがウォルターからなかなか自白しない人間への拷問方法を聞いてだんだん小さくなっていきましたね。
おびえ切ったところに、今度はアメのようにジェイソンを優しくなぐさめるとすぐにジェイソンは降参してしまいました。
うその自白のせいで自分の首がしまってしまうのに、現状の辛さから逃れたいだけですぐに自供してしまうジェイソンは、本当に当主にはふさわしくないですね。
ヴィクトリア夫人はエリオス家では一番権力があるようでしたが、侍従からはあまり慕われていないようでした。
今回はクロエもテラをかばったことで、誰も周りに見方がいない状態でも尋問時のジェイソン以上に粘っていましたね。
宮へ向かうテラの馬車にいきなり乗り込んできたのはアンドレの部下でしょうか。
続きが気になります。