「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 63話ネタバレ
屋敷にテラが入ってくると、執事長は貴族令嬢の訪問の予定はなかったはずだといぶかしみます。
近づいてきた令嬢がテラだと気づき、執事長はテラの変貌ぶりに驚き、しばらく黙ってテラを見つめてしまいました。
テラは執事長に家族の状況を詳しく聞きます。
そこで本が嫌いだったアリアがよく書斎にいるという話を聞いて、テラは意外に感じます。
家族の状況を聞いた後、テラはベスと執事長に指示を出し、自分はヴィクトリア夫人に挨拶をしに行きます。
テラが去ったあと、執事長はテラの見た目の変化にも驚きましたが、テラが自分たちに指示を出す姿がまるで当主様のようだったと感じていました。
テラがヴィクトリア夫人に挨拶に行くと、テラの母親が看病をしていました。
テラを見た母親はとても痩せたテラを見て病気を疑い心配します。
テラはそれを否定し、努力して体重を減らしたのだと説明します。
テラが母親と久しぶりに会って喜びをかみしめている間、寝込んでいるはずなのにばっちり化粧をしたヴィクトリア夫人が何度も嫌味を言ってきます。
テラは怒りを我慢して、一旦母親と部屋の外に出ます。
テラは母親に嫌味を言われると分かっているのになぜわざわざ夫人の元へ行ったのかと問います。
母親はこのような状況だからと言いますが、テラは我慢できずにヴィクトリアの言葉の暴力を聞き続ける必要はないと言います。
母親はそれを聞いてテラの成長を喜び、さらに自分も心の中で夫人に言い返していると告白します。
いつもヴィクトリア夫人にひどい言葉を浴びせられるたびに心の中で言い返していると言う内容はかなりきつい言葉でした。
テラはその話を聞いてとても驚きましたが、自分の母親が思った以上に強い人だと認識しました。
しかしテラは言われっぱなしは我慢が出来ないと言い、テラはヴィクトリア夫人に反撃をしに戻ろうとします。
母親はテラが立ち去る前にテラが無事に戻ってきてくれて幸せだと伝え、少しだけ抱きしめさせて欲しいと言います。
そこでテラは母親が自分を案じてどれほど怖い思いをしていたかに気づきました。
そしてテラは家門の滅亡を必ず阻止すると再度心に決めました。
テラはヴィクトリアの部屋に戻り、謝ってもらいに来たと言います。
自分と母親に謝ってくれたらジェイソンに全面的に力を貸すと言います。
ヴィクトリアはテラをみくびっているので、何も出来ないとバカにしています。
明日になるとテラの助けを借りるためにひざまづいて許しを請わなければならなくなると夫人に伝えると、夫人は逆上してテラに手をあげようとします。
テラに手を掴まれた夫人は召使にテラを追い出すように命じますが、テラはそれを阻止します。
腕を放してもらった夫人は再びテラ親子の悪口を言い、家門騎士団を呼び出そうとしますが、宮に疑われているエリオス家では、宮に反撃する力をそぐために騎士団が解散されていました。
夫人が反撃出来ない事を伝えたテラは、この機会を逃したら単純な謝罪では動かないと最終通告をします。
それでも状況を理解しないヴィクトリア夫人はテラに自分にした事の代償を払わせると言います。
それを聞いて腹が立ったテラは、ドラマである陳腐なセリフを思い出し、なぜあのような事を言いたくなるのか少し理解して、そのセリフを言います。
テラはヴィクトリア夫人によくそんな口がきける、盗人猛々しいとはこのことだと言い放ちました。
潰れる家門を生かしてみます 63話 感想
テラが屋敷に戻って来ましたが、執事長以外の迎えは何もありませんでした。
家門の非常事態なので家族が集まらないのは仕方がないですが、あんなに大きな屋敷なのに召使も全く出てきませんでしたね。
テラがエリオス家でどれだけぞんざいに扱われていたのかが分かるシーンでした。
今までずっとヴィクトリア夫人には歯向かわずにきましたが、今回は母親を守るためにもテラは反撃をするつもりのようです。
それにしてもヴィクトリア夫人は外の状況を全くわかっていないようで、テラの功績も知らずただ身分が低いと言うだけの定規で人を測っているようでした。
ヴィクトリア夫人はテラと母親に謝罪をするのでしょうか。テラはヴィクトリア夫人を許すのでしょうか。
続きが気になります。